鎌田さんが自ら陶器で型を制作し、美しいラインを作り出した新作です。
漆ならではの柔らかな質感と共に深さも有る為おひたしや揚げ出し豆腐、
少し汁の有るお料理にもお使い頂けます。
- 宝珠鉢(赤)
- [左から]うねり椀(赤)/宝珠鉢(赤)
うねり椀(黒・赤・溜) 24,200円
φ14×13cm h6.5cm
宝珠鉢(黒・赤) 26,400円
φ16×15.5cm h5.5cm
【乾漆のうつわ】
麻布を漆で貼り重ねて形を作るのが乾漆技法です。
かつて仏像を作るときに用いられていた伝統的な技法です。
動きのある自由な形を創造でき、強度が高いので、
薄くて軽い素地を作りだすことができるのがこの技法の魅力です。
量産が難しいため、美術品の制作に用いられますが、
器としては稀少です。
現代の食生活、焼きものやガラスにも調和する、
自由で軽やかな漆器を追求し、さらに新たな可能性を探求し続けています。
漆と出会ってから、いつの間にか長い月日が経ちました。
大学で初めて漆に触れ、その後輪島へ。
飽きることなく、日々器のことを考え、手を動かし、
時が過ぎてゆく。
好きなんだなあと改めて感じます。
乾漆という技法で数多くのうつわを作っている人があまりいないので、
壁にぶつかったり、それを克服したり、一人で試行錯誤している。
それがまた楽しい。
そうして仕上がったうつわを喜んで使ってくれる人がいることが、
この上なく嬉しいのです。
そして海を眺め、鳥や虫の声を聴き、風を感じ、
この土地のものを食し、酒を飲む。
自分にとって最高の環境で、好きな仕事を続けられている。
これからもこの幸せな生活が続けられるよう、
日々精進していこうと思います。
鎌田 克慈 kamata katsuji
1977 東京都三鷹市生まれ
2000 東北芸術工科大学 芸術学部 美術科 工芸コース卒業
石川県立輪島漆芸技術研修所きゅう漆科入学
石塗師・赤木明登氏に師事
2003 石川県立輪島漆芸技術研修所 きゅう漆科卒業
2004 年季明け(弟子が終わる)
2005 御礼奉公
2006 独立し、現在は主に東京で個展を中心に活躍中

