青銅の質感が、まるで陶器では無いような錆銀彩。
使って行くと銀が少し現れてきて経年変化が楽しめる釉薬です。
托鉢の形に花を活けても。
33,000円
φ21cm(高さ12cm)
「釉薬について」
金属が風化した質感が理屈抜きで好きで、焼き締めた素地の質感と相まった土器の様な金属のような独特の風合いを目指した。
使っていく内に焼き締め特有のシミが出来るが、スポンジで洗う事で研磨作用が起き、シミが深みを与え燻銀のような銀食器へ経年変化し、独特の存在感を身に纏う。
今から20年ほど前に安藤雅信さんが銀を使った作品を発表し若手作家の中でも一世風靡した。
私もまだ若く作風を試行錯誤している頃で、流行りに乗って銀を使い始めたが、どうも二番煎じが恥ずかしくもあり歯痒くもあり、まだ見たことのないヤキモノを探し、技法や材料の実験を繰り返し自分なりの銀彩に辿り着いたのだ。
当然、俗称であるが銀彩が錆びたイメージから『錆銀彩』と名付けた。
金属が風化した質感が理屈抜きで好きで、焼き締めた素地の質感と相まった土器の様な金属のような独特の風合いを目指した。
使っていく内に焼き締め特有のシミが出来るが、スポンジで洗う事で研磨作用が起き、シミが深みを与え燻銀のような銀食器へ経年変化し、独特の存在感を身に纏う。
今から20年ほど前に安藤雅信さんが銀を使った作品を発表し若手作家の中でも一世風靡した。
私もまだ若く作風を試行錯誤している頃で、流行りに乗って銀を使い始めたが、どうも二番煎じが恥ずかしくもあり歯痒くもあり、まだ見たことのないヤキモノを探し、技法や材料の実験を繰り返し自分なりの銀彩に辿り着いたのだ。
当然、俗称であるが銀彩が錆びたイメージから『錆銀彩』と名付けた。
伊藤 環